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洲崎パラダイス 赤信号のshinoのレビュー・感想・評価

洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)
3.5
街並みは現在と隔世の感があるが 人間の生き方、考え方は変わらない。

遊郭の歓楽街の手前で行ったり来たりする男女、お金も寝る場所もない二人は行き当たりばったりの生活をしている。

鼻っ柱の強い女性はダメ男だと思っても別れて暮らす事はできない。
一人一人だとそれなりに生きていけるのに
二人になると途端にグズグズしちゃう。

日本映画は昔の作品の方がテンポが良いし
ストレートだから面白い。
演出も俳優も個性的だし 何より当時の生活を見るのが楽しい。不便だけど丁寧な暮らし。
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