「しのび逢い」というタイトルからずっとメロドラマだとばかり思っていたら、節操の無いドン・ファンの物語。平然とヘラヘラ嘘をつく姿は情けないが、そこはジェラール・フィリップ、その美しい顔をみると騙されて…
>>続きを読む女をあちこち口説きまくるけどピュアであるというキャラクターを演じることが多いジェラール・フィリップ。今回は口説きまくるところは同じだがピュアではない。
働くのが嫌で、ヒモ予備軍のように年上女とばかり…
「太陽がいっぱい」のルネクレマン監督がイギリスを舞台に(と言っても皆フランス語をペラペラ喋るの)プレーボーイ物語を撮っていたなんて!
そのプレーボーイがジェラールフィリップ、情けなくてどこか儚げな…
ジェラール・フィリップ演じるリポア氏は仕事もなく金もなく教養もなく、ただ「顔がいい」だけでつぎつぎと女を口説いていく。しかもその恋愛遍歴を目下意中の人パトリシアに長々と語るわけだが、そんなの聞いて女…
>>続きを読む自分の数々の女性遍歴を意中の女性に語り聞かせるプレイボーイの滑稽さを描く、ルネ・クレマン監督1954年作品。原題はシンプルに“Monsieur Ripois”で、邦題にある「しのび逢い」のしっとりし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ロンドン設定なのに、み〜んなフランス語だからココどこ?ってなるけど、ラストがお間抜けで情けなくって笑っちゃう!
副題の「ムッシュ・リポアの恋愛修業」っていうのも良いね。
でたらめフランス語授業の…
第7回カンヌ国際映画祭審査員特別賞。
ルネ・クレマン監督作。
巨匠ルネ・クレマンがジェラール・フィリップを主演に迎えて撮った恋愛ドラマで、女たらしの美男の生き様を描きます。
フランス映画ですがイ…
主人公アンドレは、理想の女性を求め続けているのではなく、ただ女たらしで孤独で淋しがりやなだけだ。
ジェラール・フィリップが演じているが故に、なぜか全く嫌らしさを感じないが、この主人公アンドレを別の俳…
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