のんchan

クレアモントホテルののんchanのレビュー・感想・評価

クレアモントホテル(2005年製作の映画)
4.7
どストライク🌟超好みだった💖
あまり期待しないで、軽〜くシニア作品を観てみよう‼︎って感じだったのに...参りました🙇‍♀️

主人公は当時76歳のジョーン・プロウライト(現在92歳、ローレンス・オリヴィエの元妻)その演技に魅せられっぱなし。100%こんな風に歳を重ねたい🥺と思わせてくれる女性の鑑でした👏


着飾って品の良い老婦人サラ・パルフリーが、ロンドンのクレアモントホテルに長期滞在する為タクシーから降り立った🧳目の前に佇むホテル🏨は思い描いていたソレとは全く異なっていた。まるで質素な老人ホームのよう😣
最愛の夫に先立たれ、娘から自立した生活を送るための長期宿泊予定だったが、途端に気が重くなってしまう...

それでも前向きなサラは、同じホテルの滞在者たち(みんな老人)と仲良くやって行くことに決め、ある日、街中に出掛けた時、躓いて転んでしまう。そこにサーッと王子様🤴のように現れた、感じの良い彫刻のように整ったイケメン青年ルードが自宅で怪我の応急処置をしてくれる。

そこから始まる老女と青年の不思議な関係。ルードは26歳の作家志望の貧乏人。ロンドンで働いているルードと同い年の孫息子に連絡しても梨の礫。ホテルの仲間たちからはいつ孫が会いに来るのか?と訊ねられ切羽詰まり、ルードに本当の孫の演技をしてもらうことに...

まぁ、お婆さんのお伽噺のようかも知れない。こんな事、実生活で起こり得ない気がするけど...もしかしたら?という密かな希望が持てるかも?😁
『ハロルドとモード』とは雰囲気が全然違います、サラはとってもお上品です✨

ルードは小説の題材欲しさもあるけれど、サラの厚みのある人間性、豊かな経験談、知識豊富でユーモアのある話に惹き込まれて行く。サラも若い頃の夫との想い出がなんとなく重なり、今ドキにない好青年に親近感を覚える。
どんどん深まる親密性。そんな時、ルードにある出逢いがあり...サラは再び階段から落ちてしまう...

ダメダメ、もう止めます。大好き過ぎて上手く纏められない💦

歳を重ねて穏やかで思慮深く、人に迷惑を掛けず自立して生きるって理想だけど、本当はかなり難しい😔その為に今から自分の将来のイメージをしっかり作っておきたいな☺️
若い方にはお勧めしません❗️
素敵な歳の取り方に興味のある方に、強めにお勧めします😊🌟



※ルード役ルパート・フレンドが当時23歳。それはそれはイケメンでキラッキラしてるんです✨
Wikiから情報ですが💦若い時に007ボンド役のオファーを断っているんですって。作品の大ファンなので、自分はまだまだ未熟なため、作品を台無しにしたくないと言う理由(なんて控えめ🥺)
そして私生活はキーラ・ナイトレイと5年間交際し破局した後、元パラリンピック選手でもあり、義足の美人女優エイミー・マランスと結婚している(なんて素敵❤️)
外見も中身も真のイケメン🤩
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