KaraP

幻の光のKaraPのレビュー・感想・評価

幻の光(1995年製作の映画)
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有名な映画なので見た方も多いと思います。1995年。江角マキコさんデビュー作。僕も(たぶん)15年ぶりくらいで見ました。
浅野忠信が出ていることもあり、大阪のシーンはどれも好きです。しかし一転、能登に行ってからは暗く辛い場面が続き、人付き合いや因習も含めて「こんなところに住むの ぜ~っったい 無 理!!」という思いが強くします。さいきん田舎は陰湿な事件も多いし、それはこんな土地で起こるんじゃないかという目でつい見てしまいます。
昔は映画そのものとして全体が好きだったし何度も見返したものですが、そこから15年も経って見返すと、自分の心情もずいぶん変わったなと思います。長崎でも釧路でもいろいろあったしなあ。田舎で癒やされて江角さんは回復したようなハッピーエンドぽいですが、私は無理だなと思いました。

赤ん坊や子役さんが出てきますが、その子たち、もう25歳だったり30歳だったりするのですよね。そう考えると「大昔の」映画ですよね。びっくり。
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