るる

戦場のメリークリスマスのるるのレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
3.1
観終わってああ、そういえばもうすぐクリスマスだと気づいた
音楽が有名
音楽が良い
しかしこの作品に合っているか?と考えるとあんまり合ってないような気がする

まずリマスター版ではない羅生門と同じく何を喋っているのかわからない箇所が多すぎる
羅生門はフィルムの状態が悪かったからしょうがないのだけれどこれは単純に演技のせいで、たけしに関しては英語の方が滑舌良くない?まである
ロレンスも頑張って日本語を喋っているんだけど舌っ足らずで可愛くなってしまっている
外国人が話す日本語ってなんであんなに可愛いんだろうね
今回はイヤフォンで聴いていたので耳を澄ませたけれどTVだったらどうだったのか…
英語部分には字幕があるんだけれど全編に欲しい

この時代からカマをほるって言葉があったんだなあ…
最初のハラキリがちょっとコントに見える
同性愛に近しい、というよりそれそのものにも感じられるのだけれどこれを観ておもしろいと思った当時の人すごいなって思った
冒頭でもう既に物語の核心をついている

ロレンスが例えるならば中間管理職で板挟みで可哀想なのにあまり根に持ってないところが謎

似ている作品としては「戦場にかける橋」があげられると思いますがあちらの方が芯が通っているというか日本人が何を考えているのかがわかりやすい悪役って感じ
こちらはなんていうかなDV旦那的な感じ

メリークリスマスがキーワードではあるのだけれどその印象が薄く最後2人でしんみりするほどの思い出ある?って感じでした
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