小津安二郎の遺作となったカラー作品。
よくある娘を嫁に出す父のドラマだけど、いろいろ新しい味付けがしてあって最後まで面白かった。
秋刀魚は出てきません!
娘は岩下志麻で若くて美しいけど、声が既に姐…
孤独を感じるラスト
ほろ苦いけどチョコレートじゃない
秋刀魚のハラワタのほろ苦さのようで和食のような安心する心地よさを感じる
初めて観たけどこれが小津安二郎か
美しい言葉遣いに極限まで感情を抜いた…
戦争になぜ負けたのかを飲みながら愚痴る場面や、結婚は親が決めるのが当然だったこと、お隣のお家に食材を借りに行くほど人と人との垣根が低いことなど、もはや他所の国の文化なんじゃないかと思うのだけれど、確…
>>続きを読む小津作品にカラーが付くとこんなにも叙情的になるのか。平山、息子の幸一、同僚の河合、彼ら三者三様のインテリア、そのどれもが日本で見られる家庭の風景だ。
時代が時代とはいえ『東京物語』では気になった…
全くヘドが出そうな昭和のクソ価値観全出しの歴史的価値のあるドキュメントと見ても良い作品。
令和のフェミニストたちが見たら絶叫しそうです。子供、特に娘を自分の所有物としか見ない父親たち。産むなら男、女…
©1962松竹株式会社