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死の標的のbluetokyoのレビュー・感想・評価

死の標的(1990年製作の映画)
2.9
2024年1月14日 2:45~ テレビ東京 吹替え
スティーヴン・セガール懐かしい。沈黙のなんとか、というのをレンタルでよく見たなあ。アクションが、身長があるのに妙に素早い動きで斬新だった。この映画でも、最後の方でこの合気道仕込みのアクションシーンが楽しめる。とはいえ、合気道vsブードゥー呪術という構図は、途中から、どうでもよくなって、最後のオチネタはもうテレビ番組のオチネタレベルなのだが、まあ、スティーヴン・セガールだからいいか、という感じである。

簡単にあらすじ。
麻薬捜査官ヒッチャーは、同僚の死や、果てしのない仕事に嫌気がさし、辞職して、故郷のシカゴに帰るのであった。
ところが、地元シカゴでも、麻薬の密売が横行していた。だが、ヒッチャーは、ほっとけ、ほっとけ、ヤツらを取り締まったところで、モグラたたきみたいなもんだ。自分の家族がかかわりにならなければいいんだ、と意にかえさない。

などと言っても、徐々に巻き込まれていく。とくにスクリュー・フェイスを中心にしたジャマイカからの密売組織が勢力を拡大させていて、ヒッチャーを標的にしてきた。

そしてついに、妹の家を銃撃し、姪が重傷を負うことにある。ヒッチャーは、オレは関係ねえぜ、といった態度を改めて、麻薬組織撲滅に立ち上がるのだ。
悪は根元から断たんといかん、ということで、ジャマイカまで乗り込んで、スクリュー・フェイスの本部を叩き、スクリュー・フェイスを殺害する。

シカゴに戻り、ジャマイカ麻薬密売組織を襲撃。ところが、スクリュー・フェイスが現れた。
だが、ヒッチャーは、動ぜずに、スクリュー・フェイスを殺害。
実は、スクリュー・フェイスは双子だったのだ。
ヒッチャーは、思わずつぶやく。まさか三つ子じゃないだろうな、と。

ブードゥー呪術が、なにやら、超能力的なオカルト的なパワーを見せるのかと思いきや、そんなものはすっ飛んでしまい、スティーヴン・セガールの無敵ぶりを見せ付けるだけで終わってしまうのだ。
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