全然その気がないのに死の歯車を回してしまう男。一言で言うならそんな男の話だがこの映画のヘンさは何とも形容しがたい。「死の象徴」とレッテルを貼られ、思い込みやらボタンの掛け違いやらで運命と偶然がないま…
>>続きを読むパトリシア・ハイスミスの同名小説の映画化。物陰から窃視する男と、彼に窃視される女。しかし両者の心は通ってしまう。彼女の婚約者は嫉妬から暴走し男を執拗に付け狙う。男の元妻は婚約者に加担し彼を焚きつけ事…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
再鑑賞(もう一度観たい)
幸せそうな君の姿を見ていたかっただけ…
心の癒しを求めた繊細な男の狂いだす歯車
異常なまでに固執する元妻
執着し追い詰めようとする人々
ガラス窓に浮かび上がる顔、見つめる無…
炎越しに女を窃視する精神薄弱のストーカー。実はそれ以上にヤバい女(メンヘラ)は男を家に招き入れコーヒーを振る舞い、身の上話のマシンガントーク、終いには「これは運命的な出会いね」。そんな女を溺愛してい…
>>続きを読む周りの人間を不幸に陥れて行く覗き趣味の男の不幸な話。全員少なからず常軌を逸しているので安心してバッドエンドを迎え入れられる。最初にクリストフ・マラヴォワとマチルダ・メイが対面するシーン、異様な炎越し…
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