2024年9本目
プロのダンサー・振付師としての経歴を持つアン・フィッシャー監督が手がけたロマンティックコメディ
現在休業中のオスカー女優・サンドラ・ブロックと今年『デットプール3』の公開を控えるライアン・レイノルズが共演。
ビザの申請を忘れ、国外退去を命じられてしまった女編集長・マーガレットは、気弱なアシスタント・アンドリューと偽装結婚し、無理矢理にも事態を乗り越えようとする。
仲の悪い男女が、なんだかんだ徐々に距離を縮めていく王道展開。
キャリアウーマンを演じるサンドラ・ブロックがハマり役で、近年のふざけまくった役柄と比べると真面目なキャラクターを演じたライアン・レイノルズとの軽快なやり取りが最高だ。
ベティ・ホワイト演じるアンドリューのおばあちゃんがとってもチャーミング。
アンドリューの実家がとてつもなく美しく、自然に囲まれたアンドリュー家で家族の温かみに触れたマーガレットが、次第に罪悪感を抱き、アンドリューの存在の大切さに気付いていく様子が印象的。
ラストシーンのプロポーズを見つめる職場の人々の眼差しと野次が素敵だった。
