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TIME/タイムのFOのネタバレレビュー・内容・結末

TIME/タイム(2011年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

レンタルBDで視聴。 大好きなアンドリュー・ニコル監督作品だが、上映後の評判は芳しくなく、実際視聴して納得。 時間を通貨のようにやり取りするところや、25歳以上は見た目が変わらないなどのアイデアは面白いとは思ったが、時間の受け取り方・お裾分けの仕方が曖昧なのも気になったし、何よりラストがテーマに縛られすぎてる感があって、劇中のスリル感を削がれたような感じに見えたのが残念。 亡き父の件も今ひとつよくわからないし(字幕は結構頑張ってたけど)、ヒロインのパパと電話でやり取りしてたお偉いさんの正体も今ひとつわからないのもモヤモヤする。 で、最後は2人で銀行強盗って何のボニー&クライドなのかと。 不思議なテクノロジーで、最後は全員に時間が戻るとかにしたくはなかったんだろうけど、ちょっとSFのウソが悪い方向に働いたような気がする。 相変わらずセットや車のこだわりは好みだけど、同監督作品の『ガタカ』ほどの感動はなかった。 ジャスティン・ティンバーレイクの活躍もさることながら、『トロン:レガシー』あたりから人気急上昇のオリヴィア・ワイルドや『ホワイト・カラー』のマット・ボマー、果ては私が大好きな『The Big Bang Theory』のジョニー・ガレッキが出演してたのは嬉しかった。 キリアン・マーフィーってどっかで観たことあるなと思ったら『インセプション』に出てきたボンボンだった。 映像0.6/俳優0.7/物語0.4/音楽0.4/SF度0.5
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