2018/10/09
地上波深夜放送(字幕版)で観賞。
『臓器移植』の為に生まれた"コピー"たち。
外の世界からの情報は、ある程度大人になるまでは完全寮生活の為遮断される。
外に出たら、"オリジナル"への"提供"が始まる。
1回で"終了"する人もいれば、3回以上提供しても健康の場合、看護師も付かず放置されたまま、また"提供"する人もいる。
"提供"・"終了"という言葉が、彼ら"コピー"の命の軽さを感じさせられる。
誰も幸せになれない。
『私の命は、何のためにあるのだろう
人は誰でも、いつかは"終了"する』
終始淡々と話が進む為、終わった後余計考えさせられた。
同時に、虚無感に襲われた。
ちょっと意地悪なキーラナイトレイ。
"提供"が始まってどんどん痩せ細っていく姿が痛々しかった。
医療技術の発展って、幸せだけじゃないと思った。