肉体の門に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『肉体の門』に投稿された感想・評価

死ぬ気で生きるという事は、人間らしさを捨てるということなのかも。
Periko

Perikoの感想・評価

3.4
意外と映像綺麗だった

戦後の日本の皆さんって、今の繊細で周りを気にしてばかりの日本人とは真反対で、大胆な生き様だったのかな。

僕はそっちの方が好きだなと思ってしまった。
闇市で蒸かし芋ばかりじゃなく、もっと栄養有りそうな物出せよと思ってたら、牛の解体が控えていた…
野川由美子の脇毛が観られたのでよすよすw

《伊吹》冒険志向→安全志向
ラストペニシリンではなく、本当に遺品を手に持っていたのは人間味を取り戻した証拠

《マヤ》冒険志向→安全志向

戦後、国から何の保証もなく下界へ解き放たれ、弱肉強食の貧困…

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輪廻

輪廻の感想・評価

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𝐆𝐢𝐫𝐥𝐬たちと比べて自分はこんな現代でさえも必死にもがいて息をなんとか吸う人生を歩んでる 弱すぎる

以下印象に残ったセリフ

ただ食って生きるそのための闘争力をありあまるほど備えている男を私は畏敬の念で眺めました。原始人の社会で一番強いものが酋長の座につくように。

人間らしくなるってことは生きて…

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戦後の日本を死なないために死ぬ気で生きたガールズの生き様よ…たくましい。
伊吹が野蛮で最低でもう早くどっか行ってほしすぎた。こんな無責任な男にマヤがどうにかされたくなくて辛かった…マヤ…
自分を助け…

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女になった時、脱落する。恋と生活の対決に於いて恋を上に据えたい気持ちがどこかにあるね。それでいてしかしあの脱落者を悲しく見送ったこともあるね。噴出する汗と捲し立てる早口は今に無い力強さ。妄想のビジュ…

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20240124
清順が描くパワーパブガールズ。
1964年の映画だから舞台装置、演出が面白い。

ギラギラしてて良い。そして焼け跡の娼婦たちの服が鮮やかなので、溝口健二のモノクロの世界から、一気に引き戻されたような感覚になる。
日活の映画、ほとんど裕次郎ばかり観てたので変に彩度が高い割に下品さが…

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