精神病院にいつのまにか現れた患者が「宇宙から来た」と告白するところから始まるこの映画…
もう最高ですね！
こーゆー「ミステリー＆SF」のジャンルミックス映画。
アルゼンチン映画というオリジンもまたこの映画のミステリアスな魅力をより深くしてくれてる気がしました。
ゆっくりと暖かく、でもどこか悲壮感を漂わせながら進むストーリーはもちろん「彼が本当のことを言っているのか？」という謎の解明に向けてすすんでいくのですがそこは南米映画らしいのからしくないのか、一筋縄ではいかないエンディングに向かっていきます…。
いやーー素晴らしい設定に、素晴らしい脚本！そして抑えた演出！
ため息がでるような、素晴らしいSF/ミステリー！
ちなみに１０年後、本作は「光の旅人 K-PAX」としてケビンスペイシー主演でアメリカンリメイクされますが、オリジナルをみている自分からすると…
まあ、実にハリウッドリメイクらしい、わかりやすーーいお話に改定されておりました。もう！
