久保田靖史

カイロの紫のバラの久保田靖史のレビュー・感想・評価

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)
5.0
 当時大学生だった私が以後ウディ・アレンが大好きになるきっかけとなった映画です。久しぶりに再鑑賞しました。
 スクリーンの中から憧れのムービースターが出てきて、一緒に過ごす事ができる。例えば「ローマの休日」のオードリーが飛び出して来たらどうなるか?そして自分も映画の中の世界に入る事が出来たら。こんな映画ファンにはたまらない設定のストーリー。後に「今夜、ロマンス劇場で」(綾瀬はるか主演)という日本映画で同じ設定が使われてましたが、これも最高の映画でした。
 主演のミア・ファローがとても良いです。それとフレッド・アステア「Cheek to Cheek」を始め音楽が素晴らしい。映画ファンならば必ず好きになる作品では?と思います。
久保田靖史

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