Banamaru

ラリー・フリントのBanamaruのレビュー・感想・評価

ラリー・フリント(1996年製作の映画)
4.9
プレイボーイマガジンと双璧をなすアメリカの2大ポルノグラフィ(エロ本とグラビアの中間)であるハスラーマガジの創設者、ラリー・フリントの半生を描いた実話。
前半はどきどきするえろシーンがあるものの後半へ行くにつれて、アメリカ社会におけるエロ表現について、倫理、道徳、そして教育に与える影響について、がメインテーマとなる。とても面白い。大胆でエロに寛容なアメリカ社会と思いきや、とても保守的で厳格な姿勢は感心すらしました。
より過激なエロ表現とそれをまかり通すまいと立ちはだかる反対派。それらに裁判所はいかに判決を出すのか?題材こそ風俗だが、アメリカの社会派ドラマとして認定できる1本です。
Banamaru

Banamaru