アトミ

スケバン刑事のアトミのネタバレレビュー・内容・結末

スケバン刑事(1987年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

60点

ある組織に追われるキクオ(杉本哲太若い)とカズオ(坂上忍若い)。
怪我をしたキクオはカズオとパクってきた「書類」を分け、二手に分かれる。
そして妹メグミ(小林亜也子)にTELする。
が、囚われてしまった。


一方、街まで逃げて来たカズオ。
任務を終え普通の女の子として過ごす五代陽子(南野陽子)にぶち当たり、書類ケースを落としてしまう。
が、そのまま逃げる。

陽子はカズオの落し物を渡そうと、カズオが乗ったバスに乗り込む。
が、その後に乗り込んできた2人組がカズオと揉め始めたのでカズオの助けに入ろうとする。
が、2人組に銃を突きつけられる。
男らはバスジャックしどこかへと向かわせた。


隙を突き、陽子は2人組と戦う。
が、バスは工事現場のショベルカーのブームに突っ込み停車。
気を失った陽子も捕まってしまい拷問を受ける。
組織は盗まれた「写真」を取り戻そうとしていたがカズオは書類しか持っていなかった。


囚われていたビルから何とか脱出した2人はカズオの隠れ家へ。
必要ないと捨てていた写真を陽子に見せたが、コレにどんな重要性があるのか分からない。

東京湾に浮かぶ孤島にある私立三晃学園(地獄城)。
不良生徒を更生させることを方針としながら厳しい軍事訓練(何人もの生徒が死んでいる)を行い、服従させていた。
カズオとキクオは校長服部コウイチの机の中にあった書類や写真を盗み、学園を脱走したのだった。
そして追っ手は学園の教師(地獄の番人)達だそうな。

陽子はカズオから写真を借り、西脇と暗闇指令に相談。
が、バスや拷問されたビルからは一切の手がかりがなく、カズオの話も鵜呑みにはできないと暗闇指令は陽子の訴えをまともには聞かなかった。
が、西脇と暗闇指令は写真に5年前国防省クーデターに失敗し、爆死したはずのキタトキムネ(服部校長)が写っていることに気づく。


陽子は久しぶりにお京に会いに行き、手助けを求めた(雪乃はイギリス留学を控えていために声をかけない)。
カズオは陽子とメグミに会い行きキクオから預かっていた形見を渡す。
メグミも仲間に加わった。


陽子らは仲間となった千葉勝浦の紅組番長平田タイコらと砕石場で合流。
が、武装ヘリコプターに襲われる。
と、3代目風間唯が助っ人に登場。
が、タイコらを庇ったカズオが機関銃に撃たれ死亡。
唯がヨーヨーでヘリコプターを捕まえ、西脇から預かっていたヨーヨーを陽子へ。
陽子はヨーヨーでヘリコプターを撃破する。

陽子は怒りに燃える。
お京は留学に向かう雪乃に助けを求める。


陽子、お京、雪乃、唯、メグミはカレーを食いながら生徒救出作戦会議(雪乃の別荘かな)。
陽子は西脇から「究極のヨーヨー(4倍の重量、16倍の破壊力)」を受け取る。
受け止めた時の衝撃を60%吸収するパッドも。
ヨーヨーを無闇に投げ過ぎるとその衝撃で骨と筋肉が破壊され再起不能になると注意される。

三晃学園校長服部の正体が整形したキタトキムネだとわかった暗闇指令だったが、陽子らに託すしか手立てがなかった。


夜。
陽子ら5人は島に上陸。
三好学園への侵入が簡単簡単過ぎて陽子は違和感を覚える。
作戦通りに雪乃がケーブルを切断(電流柵を乗り越えて脱出するため)しようとしたが全てバレており囚われてしまう。
内通者はメグミだった(人質キクオを助けるため)。

捕まった4人。
陽子はキタトキムネと生徒の自由を賭けバトル。
が、サイボーグと化したキタトキムネにボコられ気を失ってしまう。

囚われた陽子は手術室にてサイボーグにされそうになったがメグミに助けられた(キクオは既に手術されてしまっていた)。
怒りの陽子は究極のヨーヨーで牢屋をぶち破り3人を助け出し、生徒らを脱出させる。

追っ手への攻撃で肩を痛める陽子は生徒とお京、雪乃、唯を先に逃がし、服部を捕らえに向かう。

残ったメグミは武器庫を爆破。
火の手の上がる学園で陽子はサイボーグ服部(ターミネーター的)とバトル。
メグミが陽子を庇って服部の攻撃を受け死亡。
怒りの陽子。右肩から血を流しながらもヨーヨーを服部の足と電線に絡ませ感電させ倒す。


大爆発する学園から脱出した陽子達。
そのテレビニュースを観ていた黒幕の政治家は暗闇指令から渡された拳銃で自殺した。

唯を迎えに来た結花、由真。
陽子とお京、雪乃は唯に託し、その場を後にした。






というお話。
豪華なのはイイが、ハッキリ言ってTVシリーズよりもショボイ。
せっかく唯が登場したんだからもうちょい2代目とのコンビプレーとか観たかったな。

ただ「麻宮サキの引き継ぎ」があるので感慨深い。
アトミ

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