青春の門の久保田靖史のレビュー・感想・評価

　五木寛之の小説の映画化です。これは「青春の門」というよりは「性春の門」まあ、家に松坂慶子が母親として居れば、そりゃモンモンしちゃいます。これが映画初出演の佐藤浩市演じる主人公の高校卒業、童貞喪失までの性の遍歴映画と観ました。
　あとは戦中から朝鮮戦争頃までの筑豊の様子を知ることが出来ます。炭鉱で働く朝鮮人労働者の姿を描いた映画として記憶したいです。
　そして何と言っても松坂慶子の美しさ。これは必見だと思われます。山崎ハコの主題歌が映画では全く使われてない事が謎？です。