時代は明治、日露戦争前後、玉井金五郎(石原裕次郎)はブラジルで一旗あげようと思っていた。
港で石炭運びをしていたとき、気の強いマン(浅丘ルリ子)と出会う。
人望があり、いつの間にか仲間が増えていき、…
「ひとりぼっちの二人だが」の舛田利雄1962年監督作品。「どぶろくの辰(1962)」の井手雅人脚本。
火野葦平原作“花と龍”の映画化。石原裕次郎28歳、浅丘ルリ子22歳主演映画。
石原裕次郎を観よ…
日露戦争凱旋の提灯行列を観ていたら「二百三高地」を思い出したが、その舛田利雄監督は、任侠世界の火野葦平原作を石原裕次郎、浅丘ルリ子による明るく爽やかな青春映画に変貌させ、その万能の手腕に程々感心した…
>>続きを読む仁義の世界にいまいち不釣り合いな石原裕次郎の肉体。ぽにょぽにょしている。迫力というか佇まいというか、ギラギラした裏社会を生き延びるほどの説得力がない。どれだけ斬られて刺されても不死身な終盤、病室の低…
>>続きを読むなんの気なしに観たらあんまり面白かったのでビックリしてしまった。
物語だけで考えたら任侠映画でよくあるパターンの「港町の荷上げの仕事をめぐって組同士が対立するやつ」なのだが、明治ロマン的な面を全面…
若松出身の作家火野葦平は2010年で没後50年。北九州市若松区では様々な催しが続いていたが、今回はその最後となる代表作「花と竜」の映画上映会である。会場となった若松市民会館がほぼいっぱいになるお客さ…
>>続きを読む花と竜の石原裕次郎版。
玉井金五郎が石原裕次郎。マンが浅丘ルリ子。
湾岸労働者の仕事をし、ブラジル移民の夢を持ちつつ、頼りない組長に代わり、組長になり。やがて地域のまとめ役に。因縁の相手にメッタ切…