黄推しバナナ

イタズ 熊の黄推しバナナのレビュー・感想・評価

イタズ 熊(1987年製作の映画)
3.0
俳優 : 田村高廣によるマタギの一生を描いたヒューマン作品。

子供の頃「週刊少年ジャンプ」「月刊少年ジャンプ」に連載されていた、

銀牙 −流れ星 銀−全18巻🐕
白い戦士ヤマト 全26巻🐕
甲冑の戦士雅武(ガム)全2巻🐕

が好きで良く読んでいたのだが、その影響で「イタズ 熊」🐻を見たことがある。子供には難しい内容のため面白くなかった記憶がある。

今回レビューに記入するため再度鑑賞する事にした。

内容は、酒癖の悪さと気性の激しさからケンカ沙汰を起こし収監されていた「岩田銀蔵(田村高廣)」が10年ぶりに、戦死した息子の嫁「岩田キミ(桜田淳子)」と孫の「岩田一平(宮田浩史)」住む秋田県阿仁村の我が家へ戻る。そんなさなか「片耳」と呼ばれる人喰い熊が村を襲った。「一発銀蔵」と異名をとるほどの鉄砲射ちの名人の銀蔵が渓谷で「片耳」を見つけ「村田銃」で射とめる。しかしマタギの掟で殺す事を禁じられている「子持ちの母熊」だったと気付く。 銀蔵は罪ほろぼしの意味で子熊「ゴン太」を育てる事にするが…

冒頭から「田村高廣」の頑固で融通が利かない頑固爺の演技が素晴らしく魅了される。頭の中で大体で変換されるぐらい秋田県の方言が独特すぎて物語に深みを与える。そして雪山で繰り広げられる人喰い熊「片耳」との一発で仕留めなければ死に直結する戦いに緊張感が走る。

中盤の亡き片耳の子熊「ゴン太」を育てて大きくなるまでのパートが実に退屈で長い😰
約50分😰
長ーーーーーーい😭
まるで違う作品を一本見ているようだ。

そう、

北極のナヌー
子猫物語
子熊物語

を見ているようだ。

終盤、時代に取り残された「岩田銀蔵」の身の回りの話に、孫の「岩田一平」の進学の為に「村田銃」を売りマタギを辞め、「岩田キミ」の独り身を案じるパートが実に退屈で長い😰
約30分😰
長ーーーーーーい😭

山に返され成長した「ゴン太」は鉱山の人たちの銃で頭部に傷を負う。 やがて人を恐れぬ巨熊ゴン太が村にまで現れ死者も出る惨事が起きた。「岩田銀蔵」は「ゴン太」を仕留めるため雪山に…

残り20分でやっと面白くなってきた。
「岩田銀蔵」と「ゴン太」の最後の死闘は少し胸が締め付けられる思いがした。

俳優「田村高廣」で成り立っている作品だった。

①鑑賞年齢10代
②心に余裕鑑賞あり
③思い出補正あり
④記憶明確
黄推しバナナ

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