ピンフまんがん

ザ・エージェントのピンフまんがんのレビュー・感想・評価

ザ・エージェント(1996年製作の映画)
3.5
この映画は、日本でもファンの数が多いトム・クルーズの中でもトム・クルーズ10選とかで割と上位にくるという映画で、この作品に関しては嫌みのないようなヒューマンドラマに落ち着いた。まあ最後はそりゃあそうでしょって流れではあるけれど、それでも意外に飽きることはなかった。この人はキャメロン・クロウ監督とはわりと馬が合うのかもしれない。バニラ・スカイでも、変顔はあったにせよいい演技が光っていた。ある意味平凡な感じだけどスッキリとします。
さて、この映画ですが、割と知られているカリスマ投資系のベストセラー書籍「金持ち父さん貧乏父さん」の中で紹介されています。この映画には名言もいくつかあって、本人会社首になるシーン、一人の黒人選手だけついていくんですが「金を見せてみろ」ってやつ。そして会社で金魚以外誰もついていかないし、一人の女性従業員の台詞で「そうしたいけれど、あと3か月で昇進するのよ」っていうところが象徴的であったということです。実際にビジネスでも参考になる内容も含んでいておススメですね。
※ちなみにその本では、会社選びはいくら稼げるかではなく、何を学べるかで決めなさいというような話です。