よつ

ザ・エージェントのよつのレビュー・感想・評価

ザ・エージェント(1996年製作の映画)
3.7
アスリートの交渉代理人にスポットライトを当てた映画。
スポーツ業界の内情に迫る……と思いきや、ラブロマンスが中心だった。
この頃のトムの色気ヤバいし、濡れ場多めにしたくなるのはわからんでもない。
あと連れ子の男の子が可愛すぎる。

クライアントの不遜なアメフト選手役を演じたキューバ・グッティング・Jrにアカデミー助演男優賞が贈られた。
彼は当初は金の亡者のように映るが、実際は金では測れない栄誉=「クワン」を求めていることがわかる。
クワンとは“自分のやってる仕事の成果が、金の次元を超え、愛と尊敬が加わる”という概念。これは実在の言葉ではなく彼の造語だが、何だか非常に腑に落ちる人生哲学だった。
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