みーこ

ザ・インシデントのみーこのレビュー・感想・評価

ザ・インシデント(2011年製作の映画)
3.6
後味の悪い結末。
永遠にあの夜から抜け出せないのか…
と思うとゾッとする。




バンドマンのジョージとその仲間2人の3人は精神科病棟でコックをしているがある晩、電気系統の故障でジョージ達は施設内に閉じ込められてしまう。

囚人達は暗闇に紛れ看守を襲い暴動を起こし、逃げ場のないジョージ達に襲いかかるのだったー




相手はゾンビやゴーストじゃない、
安定剤切れで暴徒と化した触法精神障害者たち…
すごい怖い!の一言です((((;≡д≡;i))))


尿を大鍋に入れて火にかけたり、
下半身ブリーフで医者の真似事をしたり、
コック仲間①を公開処刑にしたり、
コック仲間②を火炙りにしたり、
開放感をこれでもか!と味わう様が恐ろしくて面白い★


何より主人公ジョージを演じたルパート・エバンスが良かった!
角度によってはブラピに見えるけどブラピより可愛くて好きです。


そんなルパート演じるジョージは裸にひん剥かれてオイル?蜂蜜?ーな液体をかけられ、グリーンと呼ばれる囚人達のボス(なの?)に唇を執拗に撫で回される…なんて意味ありげな描写もあり監督ソッチの人なのか?と困惑しました。笑


そんなグリーンを演じたリチャード・ブレイクが喰いちぎった指先をゴリゴリと無表情で咀嚼する姿も不気味でしたよ〜


どこまでが現実で、
どこからが幻覚なのか、
バンド仲間と軽口をたたきながら楽しげにしていた光景が懐かしい(ノД`)
みーこ

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