戦争と人間 第一部 運命の序曲の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

『戦争と人間 第一部 運命の序曲』に投稿された感想・評価

戦争と人間、三部作は日活がその持てる力を大結集して作った一大巨編だ。
しかし、映画産業がどんどん斜陽産業に落ちていく流れを止められず、本来全ての物語を収斂させていかすべき第四部が製作出来なくなり、実…

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存在だけで怪しさを出す丹波哲郎
佐藤浩市によく似てるなと思ったら三國蓮太郎
変わらない岸田今日子
御手洗志帆さんの企画・運営する「第11回戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」での、三部作9時間の一気観上映会。稀有な夏の一日鑑賞体験。
Jun55

Jun55の感想・評価

4.3

日本の近代史を学ぶ中で、いよいよ昭和初期へ。
何故、当時の日本は拡張主義に進むことになったのか、特に満蒙地区への進出の実態は?
ひとつの要因として新興財閥と軍部の結びつきが関心を引くところになり、情…

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KUBO

KUBOの感想・評価

4.5

いつか見よう見ようと思っていたけど、その長さになかなか手を出せなかった『戦争と人間』を見始めた。

太平洋戦争は現在までたくさんの映画も作られ、かなりわかったつもりになっているけど、昭和3年の満洲か…

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9時間の長尺三部作の第一部、朝鮮独立弾圧~満州事変までの混沌とした、一触即発の満州が描かれています。

子役時代の中村勘三郎が熱演。満州鉄道等の事業を満州で興す伍代コンツェルン(モデルは現在の大手自…

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同じ原作者の『人間の條件』も超大作だが、あちらは第二次世界大戦時から一人の男の生き方に焦点をあてたもの。
この作品は、それ以前の昭和初期、満洲での戦いから始まり、日本軍(関東軍)、日本人、中国人、朝…

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デニロ

デニロの感想・評価

4.0

本作を初めて観たのは高校時代の月曜ロードショー。猛々しい高橋悦史を観て、彼とその後相まみえる度にずーっと憎しみを持って接したものだった。どれほど憎かったか。

第1部は、清朝滅亡後の混乱に乗じた帝国…

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戦場の再現には並々ならぬものが!飛び散る!!壮大な戦争叙事詩にして昭和メロドラマの集大成を堪能しつつ、左翼とか自虐だとか言われようが、決して無かった事にはできない日本軍の暴挙暴虐を学び直す。
ひでG

ひでGの感想・評価

4.1

何と50年前の映画なんだね。
僕が10代の映画青年かけ出し?の時代に
三部作を完観しました。

その後、テレビでもやった時も観たかな。

久しぶりに佐藤勝のダイナミックな主題歌を聴いて、もうそれだけ…

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