先生

悲しみよこんにちはの先生のネタバレレビュー・内容・結末

悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

お話としては普通の悲劇。一夏の悲劇、ではあるけど、見応えがあって面白かった。

白黒映画か~と思ったら現在軸は白黒で、改装がカラーというのが良かった。今は灰色で全然幸せじゃない、ということなんだろうな。

17歳にしては大人びてるけど、子供なんだよなあ。いやでも、休みに勉強って嫌だよな。試験落ちたなら連れてきたこと自体ダメだし、あんな海辺で勉強出来てたら試験落ちてないと思うので、セシールの反発はめっちゃわかる。まあアンヌも年上ってだけで母親をやってたわけでも教師でもないわけで。

最後、許しを乞うセシールにアンヌも「私も許して」と返事をするのが良かった。恨み言をぶつけずに悪かったと言えるのすごい。

フィリップもまあ別に付き合っても良くない?とは思うがダメかな。避妊ちゃんとしてれば良いし。
エルザも悪くない。父親が悪すぎる。
娘を恋人のように扱ってるのが不健全的だなと感じた。

金持ちのバカンスを眺めていて楽しかった。美人でオシャレばかり。

メイドが画面手前でグビグビたぶん酒を飲んでるところ面白い。カジノ行く前の夕食のシーン。メイドの3姉妹設定はなんだったんだろう。
あんな金持ちの世話をするのはうんざりするのわかるが。

面白かったので原作小説も読んでみようかなと思った。
先生

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