最近メジャー作品どころではめっきり見なくなったレニー・ゼルウィガー。
劇場未公開作品も多くなってきており、いよいよ第2のメグ・ライアンが現実化してきたようだ。
夫との離婚で母と息子二人で婚約者と仕事探しでアメリカ各地を回っていく。
その過程で息子二人はやりたいことを見つけ、母親は各地で男性を物色していく。
まずどう見てもこの家族が機能しているとは言い難い。
金もないくせに働かないし、生きるための部分がすっぽり抜け落ちているかのような気楽さが充満している。
だからこの家族に一向に感情移入が出来ない。
ケヴィン・ベーコンも出番が少なく、印象を残せる役柄ではなかった。
この出来では未公開も当然だ。
