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たった一人のあなたのためにのismのレビュー・感想・評価

3.5
溜まってるレビューを頑張って消化するぞキャンペーン💦続いてます


これはベテラン俳優ジョージ・ハミルトンの少年時代の母親との関係をベースに制作された

黄金時代と呼ばれた50年代のアメリカ🇺🇸をニューヨーク、ボストン、ピッツバーグ、セントルイス、最後にロサンゼルスと幸せを求めて旅するロードムービー。


時は1953年のニューヨーク
ジャズマンの夫(ケビン・ベーコン)の浮気現場を目撃したアン(レネー・ゼルウィガー)は家を出る決心をし、ティーンエイジャーの息子のジョージ(ローガンラーマン)とロビー(マーク・レンドール)を連れてキャデラックに乗って旅に出る (๑•̀ㅂ•́)و✧

美人というだけで特に取り柄もないアン。
まともに働いた事もないアンは、若い頃は数々の男達に言い寄られてきた彼女。息子を2人抱えた今もその魅力が通用するって思い込んでいて…
新しい夫を見つけて幸せを掴もうと奮闘する。それに振り回される息子達はたまったもんじゃ無いけれど💦
アンにとっては
生きていく術はそれしか無かった…
でも、彼女が出会う男はみんなダメンズばかり(; ఠ ਉ ఠ)💦

それでも前向きに『人生はうまく回るもの』が口ぐせの彼女。

どんなに酷い目にあったってめげない❗️
めげてなんていられないよね。生活かかってるし、息子達も養っていかないとだし❗️
でも…世間知らずなアンなので、まぁーイライラもするのよ。
息子さん達もそんな彼女がほっとけないんだろうなー…

酷い目に遭いながらも精一杯幸せを求めて走り続けるアンをいつしか応援したくなってくる不思議💦
だって、少しずつだけど彼女もたくましくなってくる。

上品で舌ったらずな喋り方をするレネー・ゼルウィガーがアンにぴったりで
そのファッションや身のこなしも勉強になる。

ジョージとアンが途中意見の違いからぶつかったりもするんだけど、親子ってそういうものだよね。
でも、それでお互いに成長し
お互いを認め合うことが出来た彼女達はハリウッドに殴り込みꉂ笑꒱

本当の幸せって身近にある ───

まるで童話『青い鳥』みたいなお話し。



タイトルの『たった一人のあなたのために』というのはジャズマンの夫が作ったヒット曲らしい。
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