夢野猫

SF巨大生物の島の夢野猫のレビュー・感想・評価

SF巨大生物の島(1961年製作の映画)
4.0
“SF”付きの「巨大生物の島」です。
ウェルズの「神々の糧」では無く、ヴェルヌの「神秘の島」が原作。
因みにウェルズ原作の『巨大生物の島』と言う映画も存在します(笑)

南北戦争の最中、南軍の捕虜収容所から気球を奪って脱出した北軍兵士達。嵐に流され辿り着いたのは巨大生物が跋扈する無人島だった。
と言う冒険活劇作品。

当時の最先端特撮技術である、ストップモーションアニメと実写を合成した“ダイナメーション”を駆使した映画で、巨匠レイ・ハリーハウゼンが特撮を担当。

ストーリー的にはほぼ原作通りらしく、時間軸としておかしな所もそのままで、ノーチラス号やネモ船長が出て来ます。

ある意味『海底二万哩』の続編と言える作品。

某アニメでは一度撃沈されたノーチラス号が空を飛ぶネオノーチラス号になって復活しましたが、此方は時空を超えて過去に戻ったんでしょうね(笑)
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