居住区のルールを順守し、守りすぎてるが故に一部の住民からは煙たがられてる偏屈な老人オーヴェ。
そんなある日に引っ越してきたイラン人一家と交流しはじめてから少しずつ人間らしさを取り戻していくコメディー作品。
煙たがる住民もいれば、何かと気にかけてくれる人もいたりしてそんな人達の優しい気遣いでオーヴェも少しずつ心を開いていきたまに笑顔も浮かべるように…。
そしてなぜ心を閉ざしてしまったのか理由が少しずつ明らかになる。
お話の流れと所々に散りばめられた伏線の回収がものすごく上手く特にラストでの偏屈じじいだけど、どれだけ彼が愛されていたかっていうのが解る1シーンでもう号泣です。
久々に気持ちの良い涙が出ました。
心が温かくなる良い映画作品でした。