アメリカ州立刑務所のチェーンギャング制度廃止のきっかけになった作品。
原作者バーンズは製作時には名前を変えて脱獄中だったが、脚本に関わっている。
いくら犯罪者とはいえ、あまりの待遇の劣悪さに驚く。…
仮面の米国
脚本も撮影も完成度の高い映画だった
第一次世界大戦を経て規律や戒律からの自由を求めただけなのに不条理から刑務所に収監され自由とは真逆の生活を送ることになる男の話
破壊された後の世界で既…
世論や弁護団の言い分が悉く反故にされて永年に渡って不当に拘束されたり人間扱いされない状況に陥るって、いまの日本でも起きてることじゃないのか。遠い国の過去の話として一蹴できない現実の恐ろしさ。
マスメ…
このレビューはネタバレを含みます
第一次大戦から復員したアランが巻添えでチェインギャングとして収監され脱獄して建築技師として成功するも妻の密告で再収監され再脱獄するお話。「World War」に「one」が付かない時代。
アランこ…
全然ハッピーエンドでないハリウッド映画。除隊して自分で稼ぐんだ!と意気込む青年の悲劇。冤罪で刑務所→脱走→橋の設計技師として成功→ちょっと遊んだ女がメンヘラ→女に脱獄囚であることがばれ、泣く泣く結婚…
>>続きを読む刑務所映画の始祖とされる一本。実話を元に、当時のアメリカでの冤罪と刑務所での残忍な仕打ちを告発する社会派映画。
主人公の絶望とその背景が上手く描かれていた。ラストの台詞が有名とのことだが、個人的に…
68.2106
大戦後、国の為に働いたはずが仕事もなく。次大戦、ベト戦、イラク戦と戦後の復員兵の問題は今後定番となる。その先駆けの作品。犯行直前のハンバーグ焼く音が凄く魅力的に聞こえ、主人公の空腹…
重いテーマの実話をもとに作られた映画でした。当時はもっと影響があったのではないでしょうか?何かを訴える事が映画の一つのテーマになってた事は否定出来ないと思います。ストーリーは仕事が無くてちょっとした…
>>続きを読む脱獄することがメインと思いきやそこはサラッとでどちらかというと社会派作品。縞々の服と鎖に繋がれた足は定番の囚人スタイル。
テンポよく話がどんどん進み、後半えっもう時間残されてない、えっこれどうなるの…