このレビューはネタバレを含みます
60点
2015年。
人間は原子爆弾で五大陸を荒廃させてしまう。
殺戮と破壊におののき、生存者達は地下へ。
その日から「原爆後時代」と呼ばれるようになる。
新人類(地下人)の制度に不満を持つ少数派がかつての祖先のように地上で生活するために武装蜂起。
新人類は彼らを「新原始人」と蔑む。
この物語は地表で原爆後時代225年に始まる。
原爆後時代225年。
バイクと武装車で荒野を移動する武装集団。
カート(リーダー)
ビデオ
ジュース(ラーメンマンみたいな頭)
トールス
デューク
ルシファー
ノア
マイナ(女)
チョコレート(女、黒人)
ダイアナ(女)
リリス(女)
なヒャッハーなバカ集団。
彼らが「新原始人」の末裔なんだろうかね。
荒廃した街に到着。
食料を求めある建物に入る。
が、見つかるのはバカでかいドブネズミばかり。
集団は建物を探索を続ける。
と、ある部屋から大量の食料発見!
ヒャッハーでぶちまけながら、貪り食うが、チョコレートが小麦を頭からかけられ「真っ白よ!」とバカ笑いする)。
が、そこにあったベッドには人間(住人)の死体を食らう大量のドブネズミが!
マイナスクリーム!
集団は理由を探すために再度建物を探索。
その建物内には死体がゴロゴロ。
ドブネズミがウヨウヨ。
コントロール室の様な部屋を発見!
集団の中の1人ビデオ(あだ名)がスイッチをデタラメに押していると電力が復旧。
この施設内(地下)には水(雨水浄水器)もあり、植物も育てられていた(フルーツ、野菜等)。
テンション上がったビデオはコンピュータを蹴り上げた。
と、モニターに「完全排除グループ」と打ち出された。
集団はちんぷんかんぷんだった。
夜。
一行はとりあえず死体を外へ運び、火炎放射器で火葬。かつての人間が行っていた儀式を行う(冥福を祈る)。
夜中。
夜行性のネズミ達は活発に動き出す。
浄水器の中から貯水槽中にドンドン入ってくる。
それを見つけたノア(フルーツを盗み食いしていた)がネズミを貯水槽から追い出そうとして噛まれ、襲われる。
交尾した後で女に冷たくされ、外でヤケ酒飲んでた酔っ払いルシファーは地下道のマンホールに落ちそうになる。
と、建物の上から大量にネズミが降って来て一緒に地下へ落ちる。
寝袋で1人寝ていたルシファーと交尾していた女リリスわ、
ネズミが寝袋を破り中たな侵入。
噛まれるがファスナーが壊れて逃げ出せない!
スクリーム!
寝室で寝ていた他の仲間達はそのスクリームを聞いて目を覚まし、リリスを探す。
リリスの死体を発見。
皆はルシファーの仕業かと疑ったが、リリスの口からネズミが顔を出し(アソコから入って内蔵を食って出てきた)、マイナがスクリーム!(この件以降マイナの精神が壊れる)。
地下で襲われたノア(ネズミに噛まれ食われてる最中)もやって来て「殺してくれ!」と頼み、火炎放射器で楽にしてやった。
リーダーのカートはトールスとチョコレートを連れルシファー捜索。
下水道でネズミに食われ死んでいるのを発見。
火炎放射器で焼いてやる。
ついでにネズミ達は集団のバイクのタイヤを噛みちぎっていた。
逃げれなくなった集団。
見張りにブチ切れるカートに対してリーダーの素質がないと批判するデューク。
仲間割れが始まるが誰もデュークをリーダーとは認めないゆえ、とりあえずリーダーはカートのまま。
カートは皆で食料部屋にバリケードをつくる。
が、塞ぎ忘れた窓から大量のネズミが侵入。ダイアナが教われた。
しかも水を組み忘れてたためダイアナの傷口を拭けない(飲水もない)。
カートはビデオを女子らの見張りを置いて残った男達で水を汲みに行こうとしたがデュークが従わない。
好きにしろ!とデュークを置いて男4人は水汲みへ。
その隙にデュークはマイナに「カートでは無理だ俺が守る」と言い寄り、ちょっと頭がおかしくなったマイナは素直を頼る。
その頃。
地下へ降りた4人。
が、水槽はネズミだらけで飲めない。
諦めて帰ろうとしたが階段もネズミがいっぱい。
と、肝心な時に火炎放射器が壊れる。
ドンドンネズミが沸いてくる。
カートはたいまつを作り、ネズミを追い払いながら階段を上がる。
が、トールスが噛まれ階段を踏み外し食われてしまった。
残った3人は部屋へ逃げ戻ったがデュークに締め出されてしまって中に入れない。
ネズミの大群が押し寄せてくる。
大ピンチ!
部屋の中でドアを塞ぐデュークとマイナ。
チョコレートに「ネズミがいる!」とビビらされたマイナはデュークを押して2人とも倒れる。
チョコレートはデュークにヤリ的な武器を押し付けドアを開けさせた。
何とか助かるカート達。
ブチ切れたカートはデュークに殴り掛かるがマイナが止めに入ってとりあえず許す。
ダイアナも高熱が出てしまっている。
脱出方法を考えるメンバー。
と、うめき声が聞こえた。
と、カートはドアを開けれないネズミは部屋の中には入れないと考え、ダイアナを部屋に置いて皆でトールスを探しに部屋の外へ。
ビデオがネズミの中を抜き足差し足忍び足で歩いて行くが直ぐに襲ってくるわけでもなかった。
ビデオは「もうネズミは襲わない」と喜んだ。
次はタウラス、チョコレート、マイナ。
セーフ。
次はデューク。
セーフ。
次はカート。と、急にネズミが騒ぎ出したが何とかセーフ。
そのまま大広間を抜けて行こうとカートは指示したがデュークはマイナと別行動。
と、立っているトールス発見!
が、既に死んでいた。
トールスはばたりと倒れ、革ジャンの背中が割れる。
中からはネズミ。
と、爆発!(何でだよ)
中からネズミが飛び出して来る!
ビビるカート達。
と、ダイアナもカート達に合流。
と、武装車のエンジンをかける音に気づいたカートはデュークを追う。
が、デュークは機関銃をぶっぱなしてきた!
が、弾切れ。
と、手榴弾でマイナを人質に取り出した。
カートはデュークの言う通りにしようとした。
が、いつの間にか武装車の上に大量のネズミがいる事に気づいたデュークはパニックになり手榴弾を投げつけ自爆(何でだよ)。
武装車も爆発しマイナも死亡。
それを目の当たりにしたダイアナはワナワナしながら建物の中へ逃げて行く(何でだよ)。
呆気に取られるカート達。
ダイアナがいない事に気づき建物内を探す。
ダイアナは手首を切り自殺。
カートはネズミに食われたダイアナを発見した。
ネズミが襲って来た。
残った4人はコンピュータ室へ。
と、チョコレートが幻灯機を発見。
「地表生活実験12日目。連邦時間9時15分。デルタ2号実験所。オメガ1号とのランデブーから3日。我々を救出に来てくれたが使命は失敗した。科学者は汚染や放射能の損害を測定し紫外線は正常だと発見した。が地表生活実験は不可能。絶滅したと考えられていたホロコースト以前の害獣で突然変異により高度な知能を持ったラトゥス・ノーウィジクス(ネズミ)のせいだ。放射能レベルが下がり保護衣が不要になった時襲われ、人肉を食べるようになった。害獣として扱われた人類への憤りなのだろう。奴らが私のコンピュータも全滅させた。コレを聞いた人間はコンピュータ室から出るな。ここしか安全な場所はない。オメガ隊が到着できれば、、、」
カート達は地下に人間が住んでいることを初めて知った。
そんなことよりも今、ネズミがドアを破ろうとしている。
そんな中。
夜明け。
建物の外。
地下から保護衣を着た人間が数十人現れ、地表を消毒していた(殺チュー剤)。
そんな中。
コンピュータ室のドアが破られてしまい、カートとジュース死亡。
と、ネズミがいなくなる。
コンピュータ室内に殺チュー剤が充満。
今がチャンスだ!デルタ2号から助けが来た!とビデオとチョコレートはコンピュータ室から脱出。
2人は連中に抱えられ屋外へ運ばれる。
目を覚ました2人。
ビデオは彼らにデルタ2号の人間か?と訪ねた。
連中の1人が頷く。
チョコレートは感謝し、ビデオは友人に出会えた奇跡を喜んだ。
が、彼は微妙に首を横に振る。
彼は防毒マスクを外した。
なんと彼らはネズミ人間だった!!
チョコレートスクリーム!!
終
というお話。
演技、セリフは下手。知性あるネズミの表現力も乏しい。ネズミは上から降ってくるだけだ。ネズミが襲って来ないから自ら突っ込んで行く。ネズミの大群は作り物過ぎる。といったグズグズなのは結構好き。
ラストで無理矢理説得させられた感はあるけど悪くない。
が、火炎放射器使うのは良いけど火のついたネズミが逃げ惑ってるし、ネズミを思っきり蹴ったりと普通に本物のネズミをいたぶってるのはちょっと無理。