コクトー=フランジュはコクトー=メルヴィルより相性が良いのかも。
相変わらずクソ真面目というか、ステートメントを立てて過不足ない解釈を原作に与える。サイレント期からハリウッド黄金期を見つめて続けてき…
ブレッソンの「たぶん悪魔が」に通ずる何かがあった。
あくまで自分は演劇の人物というメタ的な視点からの行動、、、厨二病臭いと言えばそうだが、彼がイケメンだからあまりそうは思わなかった。
なかなか面…
based on the novel
《Thomas l'Imposteur》(1923)
by Jean Cocteau(1889-1963)
music by Georges Auric(189…
壮大なる虚言の先に死が待ち受けていようとも幻視の恍惚の中で命を散らす少年の閉じぬ瞼。戦場の闇が素晴らしい。恋心とも母性とも結びつかぬ独自の関係性に揺らぐ。本人の冒険心とは裏腹に戦場の殺伐とした空気か…
>>続きを読む残酷さとポエジー、リアリズムと幻想が入り混じったスタイルでフランス映画界の中でも特異な位置を占め、シネマテーク・フランセーズの共同創設者としても知られるジョルジュ・フランジュ。…
>>続きを読む面白い。孤児の少年が仕掛ける命をかけた遊びの物語。
少年の真似事が本物になっていくことを、一度目の灯りの点滅では誰も命を落とさなかったが、二度目の灯りの点滅では命を落とすことでわかる。
途中現れ…
傑作!
身寄りのない私生児が、子供の遊びの延長で、フランス軍大将の親せきと偽り前線に出る。J・コクトー原作で戦争映画ながら夢幻・幻想的。
無邪気な遊びと現実が邂逅するラストで悲劇が起きる。
爆撃…