コング少佐ァァァァァ!!
この物語の発端が賢者タイムとは実にふざけている
心のヒトラーが抑え切れない博士といい非常事態にも関わらずコカコーラ社を優先しようとする兵士といい最高に皮肉っている
しかし時折見せる合理的で冷徹な意見にはゾワッとさせられる
こんな話をストレートに作っても許されるのが自由の国アメリカといったところだろう
映画制作禁止や国外追放もされず映画を撮れる環境は表現者としては最高の土壌でしょうね
愚かな人間だが、しかし普遍的な人間の姿でもあり、現代の世界情勢を鑑みてもこの作品は警鐘を鳴らし続けている。
「また会いましょう」
キレッキレだこの作品