このレビューはネタバレを含みます
愛人を事故で死なせてしまう男の話。
主人公は愛人を囲うわ、負債を粉飾するわと、なかなかのクズ野郎。
更には愛人を事故で死なせて逃亡したり、助けてもらった青年を買収したりと、ま~やる事が汚いんですね。
主人公がクズなのは別に良いんですが、どうせなら、もっとクズっぷりを徹底して欲しかったし、もっと彼を追いつめて欲しかったなと。
中途半端に善人面されたり、警察が無能だったりするので、突き抜けた面白さが感じられず、物足りなく感じました。
最終的に何も罰せられないまま終わるのもモヤる部分ですし、兎にも角にも煮え切らない映画だったな~という印象です。