ヒッチコック(2012)この映画は面白いけどヒッチコックは分からない。作り手にとっては最新作が最高傑作なのが幸せな事なのに、悲しい事を自分で言うなよと思ったし、(この映画で描かれる時点ではサイコが最新作だし、サイコ最高なんだけど、フレンジーも大好き)妻のアルマが最高と言っていたけど、その後の映画で美人にはやっぱりソフトフォーカスがかかるし。何処まで本当なの？スカッとしない
舞台裏は面白いし、ヒッチコックの変態性だの、本当かよ？と思う。普段から映画監督だし、生活がサスペンスで、殺人が起きる勢い。彼はネクタイを外さない。人様の浮気ゲームは面白いし、こんなの観たら、自分はヘレン・ミレンに肩入れするに決まってる。ヘレン・ミレンが一番良かった。
映画に出てきた脚本家役がベストキッドのラルフ・マッチオでびっくりした。あんまり活躍しなかったけど、ダニエルさんにオッ！となった。
70年代のヒッチコック作品が好き派の自分は、何ともモヤる感じがした。50年代のヒッチコック作品をろくに観ていないので、何言ってんの？と言われるかも知れないけど・・
