フライ

ポワゾンのフライのレビュー・感想・評価

ポワゾン(2001年製作の映画)
3.4
冒頭のアントニオ・バンデラスが言った 愛など信じないよ とかっこよく言う言葉が最後まで滑稽にしか感じられなかった。
夫役のアントニオ・バンデラスの男の哀愁漂う演技は良かったが、なんと言ってもアンジェリーナ・ジョリーの色気と悪女感は素晴らしいものがあった。
ストーリー序盤から余りにも濃厚なラブシーンはR18指定に。だがそんな展開からのアンジェリーナ・ジョリー演じる良妻の裏切りと謎の展開は夫をどんどん惨めで悲しい状況に追い詰めて行き見るに堪えない状況に。終盤は余りにも辛かったが、ラストシーンは全く読めなかっただけにいい意味で裏切られた。
2人の体を張った演技やアンジーの美しい姿も見ものだが、ミステリーやサスペンスとしてのイライラや緊張感のある展開は想像以上に楽しめたので見て損は無かった。当初はラブシーンやセクシーショットに目が行き過ぎて内容入って来なかったが、冷静に見るとかなり見所もある面白い映画だった。
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