『許された子どもたち』の予習として、『先生を流産させる会』の特典映像で鑑賞。
防護服を着た謎のガスマスク人間に襲われる子供たち。
荒廃した保育園を舞台に繰り広げられるディストピアアクション。
ある意味、内藤監督版『七人の侍』とも言える作品。
(7人の保育園児たちvsガスマスク男という構図を指して。)
刃ノコギリで襲いかかるガスマスクに対して、先端の鋭い傘で戦う子供たちが、若干、『牛乳王子』に被らなくもない。笑
監督作にしては、かなりエグみや苦味が抑えられていて驚くが、やはり、ラストシーンは強烈。
監督の初期作は、かなりミソジニー思想が強い作品が多いと聞いていたが、それを強調するラストシーンが、相変わらず、気持ちの悪かった。
参考
【元町映画館】「許された子どもたち」内藤瑛亮監督インタビュー！【公式YouTubeチャンネル
https://youtu.be/CIqAnmSM_OQ
(何気に、この動画を観て、内藤監督作品を追いかけることを決意した。)
<<エログロおバカメーター>>
エロ ☆×0.0
グロ ☆×4.0
バカ ☆×3.5
･グロポイント
地味に施された皮膚がただれた子供たちの特殊メイクが、普通に気持ち悪かったです。
･バカポイント
『牛乳王子』に続き、監督の"荒廃した"場所を作るセンスがありすぎて、笑いました。後の作品でも、それは共通しているように感じたり……。
