としこし

劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇のとしこしのネタバレレビュー・内容・結末

劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

結は2話を1話にまとめればよかったと思う。引き伸ばしすぎ。次第に誰が誰の味方で、誰が何の目的のために戦っているか混乱。。私の頭が悪いのか…。卑弥呼って誰だっけ…、何した人だっけ…。セカイはこんなにまどろっこしいやり方取らなくても、さっさと世界をリセットできたのでは…。そうなっては元の子もないが…。

引き伸ばし感や多少の混乱は仕方ないとして、私の中では結末は良かったと思う。今まで散々伏線張って来たように、必要な時瀬文は当麻を打つと言う約束は果たされた。ドラマから強調されてた2人の絆と刑事魂、それは一貫して貫かれていたと思う。
2人しか知らない真実の中で、正義のために当麻を打った瀬文が警官殺しとして扱われる理不尽さが切ない。ラストで永遠にパラレルワールドを彷徨い続ける当麻を瀬文だけが見つけられる2人の絆の描き方も好きだった。2人以外の主要メンバーも、自分の正義を貫いていたと思う。ラストはこれ以上のはないんでなかろうか。
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