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海がきこえるのtaatのレビュー・感想・評価

海がきこえる(1993年製作の映画)
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「映画っていうのは所詮、音と映像が流れているだけ。

だけど、時々そこに、存在しないはずの匂いとか空気とか、
温度みたいなものを感じることがある。

ラストシーン。
吉祥寺駅のホームで、どこか遠くに、海が聞こえたような気がして、
僕はこの映画のことが大好きになった。」



Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下にて、監督とプロデューサーのティーチイン付きの上映を鑑賞。

ジブリとしては少ない予算で、短い制作期間のなか、今では各所で活躍する才能あるアニメーターたちが結集し制作されたという。

当時の制作状況のお話を聞いて、本作がいかに奇跡的な作品かということが分かった。
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