舞台はアルゼンチンの首都ブエノスアイレス。建築とアートの街で、失恋で傷ついた30代の男女が出会うまでのお話。
広場と人混み恐怖症のマルティンはウェブデザイナー。
元カノが残した犬と一緒に、なんでもネットで済ます引きこもり生活。
建築家のマリアナは、本業が全く入らずショーウインドウディスプレイの仕事をしている。
失恋から立ち直れない彼女は、群集恐怖症でエレベーターに乗れない。
孤独を抱え、新しい出会いを探そうとするが、なかなか上手くいかない。
2人は何回もすれ違うが、出会いそうでなかなか出会わない。
アート雑誌のように、どこを切り取っても美しい画面の構図や色彩がおしゃれ✨
ほっこり可愛らしいラストで、私は結構好きなお話でした☺️
【映画のインテリア】
〈マルティンの部屋〉
デザイナーらしく、魅せる収納。鉄腕アトムとフィギュアが主役の、男の趣味部屋インテリア。
(壁)
・白無地の壁にモノトーンのタイポグラフィーパネルや、大きな鳥のアートをさりげなく飾っている。
(床)
・白無地にステンシルでぼかしたような、茶色いL字の幾何学柄ラグ。
(家具)
・鉄腕アトムの壁紙のデスクトップパソコン。
パソコンデスクはL字に配置。
サイドの机にはたくさん積まれた本とチェス。
・家具ブランドKnoll(ノル)の黒いメッシュのオフィスチェア。
・パソコンデスクの左側には複合機。その上にはカラーチャートが飾られている。
・パソコンデスクの右側にある飾り棚には、たくさんのフィギュア。
小引き出しのついたグレーのインダストリアルラックには、本を収納。
・大きな鳥のアート下は、人が座れる大きさの無垢材ベンチに洋書を平積み。
Bのアルファベットオブジェ。
このコーナーがフォーカルポイントになっている。
(照明)
・複合機の横には、ゴールドの支柱に白い円錐形シェードのスタンドライト💡
・パソコン横には、アームの角度が変えられる黒のデスクライト💡
〈マリアナの部屋〉
自由な発想のユニークなアトリエインテリア。
(キッチン)
・白い木製扉のキッチンは、框組みデザイン。
立ち上がり部分は、100角のホワイトタイル。
キッチン横には、1人掛けのミニダイニングスペース。
灯りはアームの角度が変えられる、グレーのデスクライト💡
壁には、ミニキャンバスにポストカードや家族・友人との写真をピンで飾っている。
(メゾネット)
・部屋でディスプレイやアートの創作をするので、マネキンの全身像や、手・足のみ・胸像などに囲まれていることが多い。
(壁)
・白無地の壁に、日本の枝垂れ桜の掛け軸。
(床)
・モカ茶の毛足が短いシャギーラグ。
・メゾネットの床から階段は、ナチュラル色のフローリング。
孤独で落ち込んでいる時、フローリングに直に座ることが多い。
(家具)
・ベージュの植物柄の1人掛けソファが2台。プラスチックのケースを収納兼サイドテーブル代わりに。
・白地に茶色いラインのモダンなリビングボードの上には、オーディオと音楽のディスク。
・白い天板のデスクに、白のウィンザーチェア。
アームの角度が変えられる、ライトグレーのデスクライト💡
中国茶の茶筒を絵筆立てに。
・白の電話台には、白い電話機と白い招き猫の置物。
(照明)
・キッチン上には、イケアのクナッパやレクリントのような、プラスチックシェードのペンダントライト💡
・掛け軸の隣の角には、円柱のベージュの布シェードのスタンドライト💡
・1人掛けソファ横には、横長の円錐形シェードに円錐形の支柱のスタンドライト💡
・リビングボードの壁には、長方形の壁掛け型間接照明が2つ。