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情愛と友情のnonのネタバレレビュー・内容・結末

情愛と友情(2008年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

いやあ、よかった。
続・マシュグ祭りで見たけど、DVDもbru layも全然流通してなくて超絶残念。もっと色んな所からも配信していただきたい。

宗教の絡みは本当に理解するのが難しい。
けどこれを通してカトリックの性質を知るきっかけになって、そういえばジュリアのアメリカ人の旦那さん(めっちゃフランケン声!)も、チャールズとジュリアと別れてくれって話した時に「離婚した人とは再婚できないよ」みたいなこと言ってたし(カトリックは離婚がそもそもダメ?)。最後なくなるお父さんも長年ベニスにいたとしてもブライズヘッドに戻るのね、最後十字もきるのねって。
それを見たジュリアのホッとした笑顔と対照的なチャールズがよかったけど、もちろん同時に悲しかった。

この映画のテーマでもあるチャールズの野心?はあったのかなかったのかはっきりしなかったな。あと、冒頭のナレーションのguiltっていうのも何に対するものなのかも。セバスチャンも君をブライズヘッドに連れてくるべきじゃなかったとモロッコで言ってたし、チャールズも多くを求めすぎたと言ってた(それが野心なのか?ジュリアも城もってこと?)

絵2点で私を買ったくせにってジュリアは怒ってたけど、ベニスから4年後にチャールズがいると知って同船した船で急にお互い離婚するってなっちゃってちょっとそこは着いていけなかったし(映画上はしょったのかもやけど)そこが深く掘り下げられてなかったので、えってなった。

当たり前にベン ウィショーもよかったし、ヘイリーも初々しくて、
エマトンプソンはただひたすら怖かった。

マシュグ祭り要素としてはものすごい眼福力10000。
円盤があまり流通していない以上どうすれば常に見られる状態になるか考え中。
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