ロックな人生ってカッコ悪いけど、やめられないから転がっていくしかないんだろうな〜
バンドマンたちの日々をオフビートな雰囲気で描いたモノクロ作品。すごくリアルな彼らと音楽の存在だった。ほっこりした。
彼女にフラれメソメソしていたボーカルのブレッドが、家出して何年ぶりかで帰ってきたバンドマンの父に誘われ、カリフォルニアの砂漠にツアーへ行く。
途中からはロックの地巡礼的なロードムービーのようで、モノクロの長いMVを観ている感覚で爽快。
冴えなかったブレッドが旅を終えるとカッコよく見えた。フラれた彼女の新しい彼とも音楽で通じ合うのもいいなぁ。
“音楽と恋があればそれでいい、なるようになるさ”って感じで、音楽好きたちが集まって自由に作った雰囲気とサウンドが心地よくてリピートしたくなる。
俳優は実際にバンドをやっている監督の友人たちで250万円という低予算で製作されたインディーズ作品。タランティーノ、ガス・ヴァン・サント、イーサン・コーエンなどが協力してるそうです。
エンディングロールで、音楽を担当したダイナソーJr.のJ・マスシスもカメオ出演。テリー・グレアム、アリエル・ピンクも出演してる。みんな楽しい!
strutter=カッコつけて歩く感じ
📌MEMO
キース・リチャーズと仲良しだったグラム・パーソンズが亡くなったヨシュア・トゥリーのモーテルに泊まるシーンが出てくる。
友人たちが彼の棺桶を盗み火葬した場所には、パーソンズの幽霊がかすかなギターの音とともに出るという伝説がある。(Wikipediaより)
500markのキリ番ゲット♬