サカサマのパテマの記録のネタバレレビュー・内容・結末

重力方向が逆方向の少年と少女の物語。遥か昔に重力からエネルギーを作り出そうとした実験の失敗で一部の人間が逆方向の重力を得てしまった。少年が住む世界は管理社会で感情も死んでいるロボットのような人間ばかり。少年は辟易していたところ少女と出会う。少女は地下に住んでいて、逆方向の重力を持ち空に向かって落ちそうになりそうな所を少年に救われる。しかし、管理者に存在がバレてしまい拘束される。少女の憧れだった人間も過去に捕まり殺されていた。少年は地下世界へ行き仲間を作って少女を助けに行く。しかし、少女ともども空へ落ちていった。気がつくとそこは無人の街があった。そこには父が作った飛行船が。それに乗り地下世界へ帰るもまた見つかり、軍隊を連れた管理者が地下世界へ攻め込んできた。地下世界のさらに奥へ追いやられたところ、床が崩れ管理者はそのまま空へ落ちていった。実は少年たちがサカサマ側だったのだ。初めて見る空を少女達と見てEND。

少女側がサカサマのように写していたが実は逆だったという展開は面白かった！タイトルからも騙された。でも頭の悪い自分には理解するのに時間がかかってしまった。
ラストは共存ENDのようだが少年側が重力反転装置でも発明しなければ正直難しそう。