ヘルレイザー　ジャッジメントの記録のネタバレレビュー・内容・結末

ヘルレイザーのリブート映画。ピンヘッドの部下？が犯罪者を捕え、抜いた血を使いタイプライターで調書を作り陪審員に評決してもらうといったシステムで地獄へ送っている。調書を書く顔面ズタズタサングラス男、調書を食べてゲロ吐くキモオジさん、ナイスバディだけど顔の皮膚がない陪審員達、フロムゲーに出てくるような外科医とキャラクターの造形は素晴らしい。
聖書の十戒になぞらえた猟奇的殺人事件が起き兄弟刑事と女性刑事が調査にあたる。そんな中、兄の刑事がピンヘッドに捕まり審問を受けることに。しかし彼の調書を食べたキモオジさんと陪審員が窒息する事態に、その隙に刑事はパズルボックスを手に逃げ出した。しかし、悪夢を見るようになり荒んでいく。
事件に執着する兄刑事を怪しんだ女性刑事と弟刑事だが、女性刑事は兄刑事にボコボコに。弟刑事は兄嫁と一緒に銃で脅される。弟刑事は兄嫁と肉体関係があり、PTSDを持つ兄刑事が切れて殺人事件に及んでしまったのだった。弟刑事と妻にパズルボックスを開けさせ見逃してもらうようピンヘッドに頼み込む。ピンヘッドは拒否するが智天使なるものに見逃すよう言われ現世に戻される。嫁と弟は地獄送り。現世に戻った兄は女性刑事に撃ち殺されて死亡。智天使もピンヘッドに殺され、ピンヘッドは人間堕ちさせられEND。

兄刑事の犯行がかなりグロくていい。血で調書を書くっていう発想も凄く良い。ただピンヘッドがほとんど出ないしあんまりヘルレイザー感は無かった。兄刑事も何がしないのかよく分からんし、智天使とかはじめまして設定も盛り込まれ風呂敷畳まず終わった感はある。