秋

ジャッジ!の秋のレビュー・感想・評価

ジャッジ!(2013年製作の映画)
4.0
作品以上に主題歌が頭に残ってて、ちゃんと内容思い出したいと視聴。

広告業界を舞台にした本作。冴えない主人公・太田は、ある日上司の大滝から、彼の替え玉となって世界一のテレビCMを決める祭典の審査員を務めるよう命じられる。
その広告祭では、一癖も二癖もある審査員たちによる自社のCMに賞を取らせるために静かなる戦いが始まっていた…さらに、太田は"とあるミッション"を成功させなれけばクビに!?⚡️しかも本人はその事を知らない!?😱というストーリー。

ほかの映画には無い、広告業界やCMのことを題材にしてるのは個人的にすごく面白かった。大人になればみんなどこか汚くなる部分もあるのに、太田の純粋なところは見習いたいとまで思ってしまう。

あと見てほしいのが、他キャストが演じる癖強めの役。北川景子はギャル感強めのメイクでギャンブル好きな役、豊川悦司は嫌なことからは逃れていいところは取ろうとするクソ上司、鈴木京香は一見気が強そうに見えて酒が入ると一変するキャリアウーマン、荒川良々に至ってはブラジル人…海外キャストも加わって、グローバル豊かな一面が、面白さの中にリアリティを持たせていたと思う。

めちゃくちゃ盛り上がるところがあるわけじゃないけど、テンポ感がよくてずっと笑ってた気がする。

その中で、「何をモチベに仕事をするのか」「何のために仕事をするのか」っていう本質は、どの世代にも刺さると思う。かく言う次の仕事を探してる今の自分も、救われるものがあった、かもしれない。笑
秋