「私たちの物語が始まったのは、そう、1955年3月16日の夜、レッグスと私が新しいグループを結成してからだ。名前はまだなかった。でもすぐにレッグスが思いついた。“フォックスファイア(キツネ火)”。夢…
>>続きを読む女性の主張がまだそこまで強くない時代に反撃をするために作られた女性ギャング集団フォックスファイア。最初は学校の男子を懲らしめるだけだったのに、どんどんエスカートしていき、、、。
若さゆえの行動力、…
とにかく少女どもの顔がいい。冒頭で主人公をいじめた先生が車に乗って「わぁ、落書きが!」ではなく、街中を一周させて家についてから落書きに気づくっていうクドさも嫌いのではないのだが、そのような丁寧さを侵…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
男尊女卑な社会に中指を立てるべく結成された「FOXFIRE」がたどる道は、時には強く大胆で、時には今にも壊れそうなほど危うい。
仲間たちと夢を見始めたものの、否が応でも現実を向き合わざるを得ず、次…
純粋さと未熟さは表裏一体。男尊女卑が色濃く残る1950年代のアメリカで、社会に抗い「革命」を夢見た女子高生たちが、仲間を裏切り、仲間に裏切られながら、犯罪に手を染めていく様が切なくも美しく描かれた青…
>>続きを読む普通の高校生だった主人公が世の中の男たちに反撃する為に考えれる事、やれる事の限界がガールズギャングだっただけで、本来ならフェミニストの活動家や政治家になるべき資質をもった崇高な人間だったわけだ。
ラ…
女の子のギャングチックな映画なんて見たことがなかったのでそこがまず新鮮だった。
年代が50年代ってだけあって世界観も良かった。
何よりレッグス役のレイブン・アダムソンの存在感がすごかった。オーディシ…