このレビューはネタバレを含みます
もう何度見たかわからない。
それまで映画をテキトーに見ていた私が、初めて監督の名前を覚えた作品。
いつ見ても感動する。ストーリーも設定も演出も言うことがないくらいに完璧。
…なんだけど、どっぷり浸れたからこその、ファン目線の感想も少し。
やっぱりラストの、クーパーが目覚めたときと病室での再会のときは、もっと歓声とか歓迎とかあっても良いんじゃないか、とか。（まあ、実際あんな境遇の親子の再会となると、孫にとっても複雑でしょうから納得ではある）
あと感動の再会なのにマーフが送り出すのが早すぎる。もっとお父さんを休ませてあげて、と思っちゃう。まあ五次元に干渉して未来を知ってるからしれないけど（とか考える余地が生まれる遊びになってるのも最高なんだけど）
あとはクーパーの救出劇とか、見たかったなぁと。
でも結局この少しの物足りなさがより作品の完成度を上げているというか。余韻、想像の余地があって。足し引きがうますぎる。
本当に素晴らしい映画。最高の監督！
