なつきんたま

子宮に沈めるのなつきんたまのネタバレレビュー・内容・結末

子宮に沈める(2013年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

最低。
最低な映画
実際の事件だって理解してても
本当に最低。
強くいれなかった母親も
母親にそうさせた環境、世の中も
全部が最低。
最低な映画だから、こんなの
現実ではあり得ないこと!!で、
片付けて無かったことにしたい。

子供は、泣き叫ぶわけでも
怒るわけでも怖がるわけでもなく
淡々と、弟が泣いたからあやす
見様見真似でミルクを作る
お腹が空いたらあるものを食べて
生き延びる、こんな環境に居ても
母親が帰ったら安心したような
媚びるように『ママ遅いよー』って
声をかける。一番辛かった。

ママ遅いよーって声が忘れられない
メンタル弱い人は絶対見ない方が
精神衛生上良い。現実だから。
この映画の中の生活と紙一重で
生きてる人間は沢山いるから

最悪でも自分の周りだけでも、
この母親や子供になることが
絶対ないように
なにも出来ないかもしれないけど
強くあろうって絶対に決めた。

そう思わされた意味では
映画として100点だけど、
悲しくて怖くて、助けたくて
抱きしめたくて、
映画だからなにも出来ない最低。
現実にこんな思いをさせられた
子供が居るって事実が最低。

メンタルやられて落ち込まされて
なにこの映画最低って思わされた先に
絶対に自分の人生で周りの家族友達
ひとり残らずに出来る限り
こんな事件起こさない、
起こされないように周りを大切に
関わって行こうって決めたし、
自分も全然に強くある。