この映画を見始めた、横で親が言うこと
「映画評論家にでもなるの?」と
冒頭から古く小難しい雰囲気だと決めつけてそう言われるのは好かないし
もちろん自分にはもともとそんな気はないのだけど
この作品…
このレビューはネタバレを含みます
タルコフスキー監督の作品はやはり映像の美しさが段違いだ。
しかし説明的な台詞がほとんどないために、何を描いているのかが予備知識なしでは皆目分からない。
小説でいう余白の多さが特徴的だが、それだけに観…
子を持つ事、妻と愛人、幼年期の家族の記憶。反復される水と火のイメージ。全てのシーンが神聖さを纏っている。計算され尽くした人物配置にゾクゾクする。
ただ、理解が及ばないが故にもっと強烈な画を欲してしま…