これまた一気に懐かしの画風に…
TVシリーズ第22弾、アニメ化40周年にしてジブリ風味復活です。カリオストロの刻印は見やすさの加速に一役買います。そちら出身のアニメーターさんを招聘して温故知新なのかも。実はここまで毎回、休憩挟まないとしんどいなーって感じてましたがそれも無し。けどやっぱ"合う"なーって思います。
実は流血シーンもけっこうリアル、ビルから落ちたルパンが傷だらけで助かるなんてシーンは意外に無かったから新鮮、歳下のヒロインというプロットもあえて外してきて、こだわりも感じます。
そして新声優陣。違和感を無くすというか、新たなイメージづくりに画風も助けになってます。特に不二子は「絵」に助けられてますねー。山寺さんは流石のクオリティですし、小林清詩さんと合わせて意外に締まりがあって良い。
舞台は東京から（八尾比丘尼が題材なので）日本海、珍しく？アジトのシーンもけっこうあり。序盤、やたらお台場〜フジテレビ社屋まで絡めてて、一瞬、製作日テレから変わったの？と思いましたがそうではないようです。
八尾比丘尼伝説に初代ルパンも絡めた内容はけっこう練られてて、画風も相まって楽しめました◎
なぜ泥棒なんてやるのか？次元のニヤリ、にこちらもニヤリ。
