2019.5.14 DVDで鑑賞。
「フライングギロチン」と言うタイトルに懐かしさと胸踊る感じを覚えて鑑賞してみた。
でも実際に映画は懐かしさなどとは無縁のCGバリバリのフライングギロチンでチョッとガッカリしてしまいました。それに何かしらスタイリッシュな映像にしようとしているのが反対にダサかった。
昔の鎖がまみたいなフライングギロチンが見たかった。そもそもギロチンがあんまり活躍してない。ギロチンも鉄砲には全然歯が立たないのね。
勝手に大昔の話と思っていたけど鉄砲に大砲が出てくるし、会話の中でイギリスからそれらを輸入するとか何とか言ってるし意外に現実的でファンタジー色が薄い。
皇帝直属の影の暗殺部隊の活躍かと思ったら近代化の波に飲まれて時代遅れの影の暗殺部隊の最後の任務(天狼暗殺)と、そのどさくさに紛れて部隊を排除する話になってて見たかったタイプの映画と違うなぁとは思いながらも一応は最後まで飽きずに見る事は出来ました。
上にも書きましたがスタイリッシュ気取りな編集がとても映画を観辛いものにしています。何が起こっているのかよく分からないシーンもあるし、あの冒頭のキャラ紹介って入りますかねぇ?自分はあんな事されても全然頭に入ってこなかったけど。
とにかく中途半端な映画だと思った。でもこの手の映画にしては破格の予算だったのではないでしょうか。
あっそう言えば皇帝役の男優は三蔵法師だった。いつも坊主頭なのかな?